
【七五三体験談】横浜・伊勢山皇大神宮の七五三は大変?混雑・駐車場・移動を5歳の実例で正直レビュー

「伊勢山皇大神宮で七五三をしたいと思っているけれど、正直ちょっと不安…」
そんな気持ちで、このページを開いてくださったのではないでしょうか。
今回は筆者が5歳の息子を連れて、伊勢山皇大神宮で七五三ご祈祷をした体験談です。

七五三は、子どもにとっても家族にとっても一度きりの大切な行事。だからこそ「失敗したくない」「当日バタバタしたくない」という思いが強くなりますよね。
はじめに伊勢山皇大神宮の七五三は、事前に調べておかないと当日戸惑いやすいポイントがいくつもあります。
・七五三のご祈祷は予約できない
・駐車場は時間帯によってかなり混む
・駅から歩くと、想像以上に坂道がきつい
・5歳前後の子どもは途中で一気パワーオフ
この記事では、12月の日曜日に実際に伊勢山皇大神宮で七五三参拝をした体験をもとに、混雑状況や準備すべきことをまとめました。
この記事を読めば、伊勢山皇大神宮で七五三を安心して過ごすタイムスケジュールが組めます。
目次
横浜の総鎮守「伊勢山皇大神宮」が人気の理由

伊勢山皇大神宮が七五三参拝の場所として選ばれ続けている理由は、格式の高さと社殿の美しさにあります。
| 神社名 | 伊勢山皇大神宮 |
| 所在地 | 〒220-0031 神奈川県横浜市西区宮崎町64 |
| 最寄り駅 | JR桜木町駅(徒歩15-20分)/ 京急 日ノ出町駅(徒歩15分) |
| アクセス | タクシーがおすすめ。徒歩可だが坂道あり(着物・子ども連れはやや大変) |
| 七五三のご祈祷 | 予約不要・当日受付 |
| 受付時間 | 午前〜午後(※混雑時は待ち時間あり) |
| ご祈祷形式 | 複数組合同でのご祈祷 |
| 混雑傾向 | 10〜11月の土日祝は特に混雑しやすい |
| 初穂料 | 12,000円〜 |
| 駐車場 | 約25台前後 |
| 写真撮影 | 境内は人が多く、ポイント選びが大事。ご祈祷中はNG |
| 子どもの負担 | 待ち時間で疲れやすい |
| 事前の工夫 | 撮影は参拝前に済ませておくと安心 |
高野 純当日の移動やタクシー利用の目安として、伊勢山皇大神宮の場所をGoogleマップで確認しておくと安心です。
また伊勢山皇大神宮は厳かな空気はありつつも、七五三の時期は家族連れが多いです。



多少子どもがそわそわしても、周りの視線がピリピリしていなかったので、親として気持ちがとても楽でした。
七五三のご祈祷で伊勢山皇大神宮を選ぶなら、事前に知っておきたい注意ポイントがいくつかあります。
・余裕をもったタイムスケジュール … 最低でも2時間は余裕を持つ
・慣れない衣装での疲労 … 子供の移動はスニーカーで
・待ち時間の過ごし方 … 好きなおもちゃなど準備



少し物足りないくらいの感覚で、短時間で終わらせる前提で動く。これが当日を穏やかに終えるコツだと感じました。
伊勢山皇大神宮の七五三は何月がベスト?混雑ピークと実感
伊勢山皇大神宮での七五三のピークは10月中旬〜11月中旬です。


今回のお参りは12月の日曜日でしたが、1回のご祈祷で9組ほどが一緒になり、想像していた以上に人が多いと感じました。
混雑する理由としては、伊勢山皇大神宮は、七五三以外にお宮参りや結婚式が同時に行われていることが多いからです。
特に駐車場は満車で、神社前の坂道には10台以上の車が待っていました。





「空いている時期がいい!」という方は、メインシーズンを外した平日がおすすめです。
【実録】写真館から伊勢山皇大神宮まで|タクシー移動のリアル
今回は、横浜市にある一の宮写真館から、伊勢山皇大神宮までタクシーで移動しました。


タクシー移動の詳細
- 所要時間:約20分
- タクシー代:片道 約3,000円
- 一の宮写真館 → 伊勢山皇大神宮
結論から、往復6,000円かかってもタクシーにして正解でした。
タクシーを使うメリットは以下のとおりです。
・時間が読みやすい
・疲労ストレスが少ない
・雨天でも移動がラク
もし、タクシーを使わずに自家用車で行っていたら…
「駐車場待ちで子供がグズり」「お参りができず」「全員が疲れ果てる」といった恐ろしい未来が視えた気がします。



実際に使ってみて、費用はかかりましたが、一生に一度の記念日だと思うとタクシーを選んでよかったと感じました。
帰りのタクシーで注意したいポイント
伊勢山皇大神宮からの帰り道でタクシーアプリを使うときは、配車ポイントに注意してください。
私は配車アプリをよく見ないで、伊勢山皇大神宮にセットしたらポイントを間違えていました。



伊勢山皇大神宮の入口にセットしたつもりが、右手の坂を降りた地点に…
運転手さんがすごく親切な方で、駐車場の下まで移動してくれましたが、配車場所はよく確認するのがおすすめです。
桜木町駅から歩くという方法はアリ?
結論から、七五三ではおすすめしません。
というのも伊勢山皇大神宮は坂の上にあり、その坂を子どもや祖父母といっしょに登るのはかなりのハードゲームだからです。





七五三のご祈祷が目的なのに、その前に体力がゼロになります。
伊勢山皇大神宮の七五三祈祷|受付から終了までのタイムスケジュール
七五三当日の朝は、思っていたよりもバタバタしました。


5歳の本人は比較的スムーズだった一方で、時間がかかったのは大人の準備。
今回は美容室を使わず、妻が自分で着物を着ていたのですが、着付け・身支度・細かな調整に想像以上に時間がかかりました。
「朝は余裕がある」と思っていたはずの時間も、気づけばあっという間。写真館へ向かう頃には、ほとんど余裕がなくなっていました。



七五三当日は、子どもよりも「大人の準備」に時間がかかる!これは実際に体験して強く感じたポイントです。
【目安】七五三当日のタイムスケジュール(分かりやすい版)
※これから行く方が「自分たちの場合」をイメージしやすいよう、キリのいい時間でまとめています。
タイムスケジュール
7:00 起床
8:00 自宅で準備スタート
10:40 一の宮写真館に到着・撮影(子供は写真館で着付け)
11:35 一の宮写真館をタクシーで出発(祖父母も集合)
11:55 伊勢山皇大神宮に到着
12:25 社務所で祈祷の受付・お参り
12:35 祈祷スタート
12:55 祈祷おわり
13:00 休憩・スナップ撮影
13:25 タクシーで自宅へ
13:45 自宅に到着
14:15 レストランへ出発
14:30 レストランに到着



実際には、前後2-3分のズレがあります。また祈祷の時間は、同じグループの組数によって変わるので注意してください!
七五三の初穂料|袋の選び方と書き方
初穂料は、当日あわてないように事前に準備しておくと安心です。
実際に使用した初穂料の袋はダイソーで購入したこちらです。


初穂料の袋に書くべきこと
- 表書き:「初穂料」または「御初穂料」
- 名前:子どもの名前(フルネーム)
- 中袋:金額を書いておくと安心
- 新札:用意できればベター(必須ではない)
「これで合っているかな?」と不安になりがちですが、七五三の場合はこのような一般的なのし袋で問題ありません。



もし初穂料の袋を忘れてしまっても、当日その旨を伝えれば、現金のままでも受け取ってもらえます。
ご祈祷でいただいた記念品と千歳飴の中身
ご祈祷の受付後、記念品の入った袋と千歳飴をいただきました。


記念品の袋の中には、絵本やお守りなどが入っており、七五三の記念としてちょうどよい内容だと感じました。


子どもも「なにが入っているの?」と興味津々で、参拝後のちょっとした楽しみになったのが印象的です。
千歳飴も一緒にいただけるので、「七五三らしい記念がきちんと残る」という安心感があります。





記念品や千歳飴の内容は、時期や年によって変更になる場合があります。
【ストレス軽減】参拝後の食事は行き慣れたお店もアリ
お祝いのお食事は自宅近くにある行ったことのあるお店を選ぶことで、リラックスができます。
特に桜木町駅付近は、土日の混み方がハンパじゃない…
せっかくご祈祷までうまく行ったのに、レストランの駐車場が停められないなんてことも。



今回は一の宮写真館近くのかごの屋さんを利用させて頂きました。駐車場も広く、個室でリラックスできます。
伊勢山皇大神宮の七五三祈祷でよくある質問


一の宮写真館でお客様からよく頂く質問をまとめました。
- 伊勢山皇大神宮の七五三祈祷は予約が必要ですか?
-
事前予約はできません。当日受付順で、まとまり次第ご祈祷が行われます。
- 七五三祈祷にかかる時間はどれくらいですか?
-
当日の組数によって違います。実体験では祈祷自体は9組いて約20分でした。
- 伊勢山皇大神宮の七五三祈祷での初穂料はいくらですか?
-
1万2千円です(2025年12月当時)。最新の情報は公式ホームページをチェックしてみてください。
- ロケーション撮影を考えているのですが、いつ撮影するのがベストですか?
-
本来はお参り、ご祈祷後の撮影が正しい流れです。ですが、七五三だとなかなか難しい。もし出張カメラマンに依頼して、ご祈祷前に撮影する場合は、必ず社務所へ行き腕章をもらってください。
- 祈祷後に境内で撮影できますか?
-
可能ですが、混雑と子どもの疲れを考えると難易度は高いです。
一の宮写真館では、スタジオで落ち着いて着付けと撮影ができます。お気軽にご相談ください。
- 車とタクシー、どちらがおすすめですか?
-
土日祝はタクシーがおすすめです。自家用車ですと、駐車場待ちのリスクが高くなります。
【まとめ】実際に七五三で動いて分かったこと
伊勢山皇大神宮でご祈祷するのに大変だったのは、タイムスケジュールが組みづらいことです。
というのも、祈祷の時間が予約できないため、確たるものがないままフワフワした状態で予定を立てる必要があります。
実際に動いて分かったこと
- 朝は子どもより大人の準備に時間がかかる
- ご祈祷後の撮影は子どもの疲労度によって難しい
- 祈祷の開始・終了時間は読めない
- 参拝後は親子とも想像以上に疲れる
- 食事は「かなり遅め」か「予約しない」くらいが安心
この流れを踏まえると、七五三当日は「予定通り進める」よりも、「多少ズレても大丈夫な余白を残す」ことが一番大切だと感じました。



最低でも2時間は余裕を持ってタイムスケジュールを組むのがおすすめです!
もし「当日のスケジュールを少しでも楽にしたい」と思ったら
伊勢山皇大神宮での七五三は、由緒ある素晴らしい行事です。
ただし、実際に行ってみると、大変さも感じることが多いのも事実。
大変なポイント
- 祈祷時間が読みにくい
- 境内や周辺が混雑し、写真が撮りづらい
- 祈祷後は着物が崩れたり、子どもが疲れて機嫌が悪くなりやすい
「七五三当日をできるだけ穏やかに過ごしたい」「子どもが元気なうちに、きちんと写真を残したい」
そう感じた方は、写真撮影を参拝前に済ませておくという方法もあります。
横浜市にある一の宮写真館では、七五三の着付け付きスタジオ撮影プランをご用意しています。
事前の撮影がおすすめな人
- 七五三当日の流れが不安
- 写真は確実に残しておきたい
- 着付けと写真をいっぺんに済ませたい
そんな気持ちが少しでもある方にとって、事前にスタジオ撮影という選択肢を知っておくことは、きっと安心につながります。
なお、筆者は横浜市にある一の宮写真館のカメラマンとして、七五三撮影を日々担当しています。
スケジュールの組み方や撮影について不安な点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
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