
【2026年版】運動会レンズのおすすめ!失敗しない選び方とレンタル活用術をプロが解説

「運動会の写真、あとで見返したら子どもが豆粒だった…」
「一生懸命走る姿が、全部ブレていてショック」
年に一度の運動会は、お子様の成長を残せる大切な日。
でも、運動会は一眼レフ、ミラーレスカメラ初心者にとってハードルの高い行事でもあります。

この記事では、毎年、運動会撮影に入っているプロカメラマンの視点で「失敗しない運動会レンズ選び」をまとめたものです。
この記事を読めば、今年の運動会が「何度も見返したくなる写真」に変わります。
目次
なぜスマホでは「豆粒」?運動会でカメラとレンズが必要な理由
運動会の写真が「豆粒」になるのは、スマホのズーム性能と運動会の撮影環境が合っていないからです。

高野 純カメラの画像に比べて、iPhoneの画像はジャギジャギしています。
スマホでズームした写真がイマイチな理由
スマホのズームは遠くの被写体をキレイに大きく写すのがニガテです。
スマホのズームの多くは「デジタルズーム」。
デジタルズームは、撮影した画像の一部を切り取って無理やり引き伸ばしている状態です。
スマホのデジタルズームの弱点
- 画質が荒れる
- 輪郭が甘くなる
- 表情が分かりにくくなる
さらに運動会では、「全力で走る」「予測できない動きをする」「人が重なる」といったことが連続します。



スマホは近くならきれいに撮れますが、運動会のように遠くで動く子どもは、望遠レンズのあるカメラのほうが安心です。
プロが断言:感動を残すには「300mm以上」の世界が必要
運動会で後悔しないためには300mm以上の望遠レンズがおすすめです。


運動会のグラウンドは想像以上に広く、保護者席から競技エリアまで数メートル離れることも珍しくありません。
あくまで人数は目安ですが、参考に必要な焦点距離をまとめました。
| 行事・規模 | 会場の特徴 | おすすめ焦点距離 |
| 保育園・幼稚園(10〜30人) | 園庭開催が多く、距離が近い | 150〜300mm |
| 小学校(31人以上) | グラウンドが広くなる | 300mm前後(ほぼ必須) |
| 中学・高校(100人以上) | 外部施設・広い会場が多い | 300〜500mm |



校庭の広さや保護者席の位置によって、必要な焦点距離は多少変わります。あくまで目安としてご覧ください。
【プロが検証】運動会レンズは何mm違う?焦点距離別・公園での見え方シミュレーション
実際の運動会を想定し、保護者席から競技エリアに近い距離で公園検証を行いました。


レンズの焦点距離によって、写りがどれほど変わるのかをご覧ください。
[70mm]子供と周りの雰囲気が写せる


子どもとその周囲の運動会の雰囲気が撮影できる距離です。
15m離れると、運動会で使用するズームレンズとしては物足りないことも。



旗体操やダンスなどグループで撮影したい時に使えます。
[200mm]短めの望遠


保育園の園庭や児童公園などの小スペースであれば、子供の全身が撮影できます。
ただし、表情のアップを撮影したい方には物足りない距離です。



200mmクラスならレンズが軽めなので、運動会で半日撮影しても腕が疲れにくいです。
[300mm]運動会の基準


姿や動きがはっきり分かり、運動会らしい写真が残せます。
また子どもとの距離によっては、表情のアップも狙えるレンズです。



操作が難しくなく、300mmまで使えるズームレンズがあれば、初めてでも1本で運動会をカバーできます。
[400mm]運動会で我が子を主役に(おすすめ)


背景をボケ感も含めて、我が子をメインに撮影ができます。



頑張っている表情や仕草も鮮明に残すことができるため、より魅力的な写真が仕上がります。
[500mm]決定的瞬間を狙える


目線や汗までくっきり写せます。
ただし、重たくなるため場所によってはオーバースペックになることも。



500mmクラスを扱う場合は一脚があると、ブレにくくて安全です。
【重要】お持ちのカメラが「APS-C機」なら、もっと有利です!
ここまで「300mm以上がおすすめ」とお伝えしてきましたが、実はあなたのカメラが「APS-C機(エーピーエスシー)」なら、さらに有利に撮影できます。
| カメラの種類 | 画角の特徴 | 換算倍率 | 同じ200mmレンズを使った場合 |
| フルサイズ | 見たままに近い画角 | 1.0倍 | 200mm |
| APS-C(ニコン・ソニー等) | 少し寄って写る | 約1.5倍 | 300mm相当 |
| APS-C(キヤノン) | さらに寄って写る | 約1.6倍 | 320mm相当 |
「自分のカメラがAPS-Cか分からない」という方は以下を参考にしてみて下さい。
| メーカー | 主なAPS-C機種 | 特徴 |
| Sony | α6000シリーズ(α6400 / α6700 など)、ZV-E10 | 高性能AFと動画性能を両立。動きものに強く、写真・動画どちらも使いやすい |
| Canon | EOS R10、R50、EOS Kissシリーズ | 操作が分かりやすく初心者向け。安定したAFで運動会でも扱いやすい |
| Nikon | Z50、Z fc、Z30 | 写真・動画のバランスが良く扱いやすい。自然な写りで初めてでも安心 |
同じレンズでもフルサイズより 約1.5〜1.6倍大きく写るため、運動会では望遠を有利に使えます。
また運動会1日だけ利用するのであれば、レンタルするのもおすすめです。
【メーカー別】失敗しない!運動会のおすすめ神レンズ5選(300mm以上)


ここまでで「300mm以上が必要なのは分かった。でもどれを選べばいい?」と感じた方も多いはずです。
運動会撮影の現場目線で、持っていけば後悔しないレンズを厳選しました。
スクロールできます
| おすすめ順 | 画像 | レンズ名 | 対応マウント | 焦点距離 | 重さの目安 | 向いている人 |
![]() ![]() | キヤノン RF100-400mm f/5.6-8 | キヤノンRF(ミラーレス) | 100-400mm | 軽い | 初心者 | |
![]() ![]() | タムロン 50-400mm Di III | ソニーE / ニコンZ | 50-400mm | 普通 | 1本で完結したい | |
![]() ![]() | シグマ 100-400mm DG DN OS | ソニーE / Lマウント | 100-400mm | やや軽め | 軽さ重視・価格重視 | |
![]() ![]() | ニコン Z 180-600mm | ニコンZ | 180-600mm | 重い | 広い校庭・本気派 | |
![]() ![]() | ソニー FE 200-600mm G | ソニーE | 200-600mm | 重い | 慣れている人 |
キヤノン RF100-400mm f/5.6-8
軽さは正義!ママも疲れず1日中構えられる救世主です。
重い機材が苦手な方、三脚を使わず「手持ち」で軽快に撮りたいパパ・ママにおすすめです。
対応カメラ:キヤノン EOS Rシリーズ専用
- フルサイズ: EOS R5 / R6 Mark II / R8 / R / RP など
- APS-C: EOS R7 / R10 / R50 / R100 など
最大の特徴は、超望遠ながら「ペットボトル1本分(約635g)」という驚異の軽さ。
場所取りや移動が多い運動会でも、1日中負担なく持ち歩けます。



強力な手ブレ補正のおかげで、三脚禁止の会場でも手持ちでピタッと止まった写真が撮れます。
タムロン 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD
レンズ交換不要!お弁当から徒競走までこれ1本で撮影ができます。
シャッターチャンスを逃したくない、機材を1本にまとめたい「効率派」のパパ・ママにおすすめのレンズです。
対応カメラ:ソニー Eマウント / ニコン Zマウント
- ソニー: α7シリーズ / α6000シリーズ(α6400等)/ ZV-E10 など
- ニコン: Z9 / Z8 / Z6 / Z50 / Z fc など
一般的な望遠レンズよりも広角な「50mm」からスタートするのが最大の武器。
目の前でお弁当を食べるリラックスした表情から、校庭の端で行われるリレーまで、レンズ交換なしで全て記録できます。



競技だけでなく、お子様が頑張って作った作品やメダルのアップもこれ1本で綺麗に残せます。
シグマ 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary
コスパと写りのバランス型。「ライトバズーカ」でプロ級の1枚が撮影できます。
予算を抑えつつ、画質(写りの良さ)にもこだわりたいパパ・ママにおすすめです。
対応カメラ:ソニー Eマウント / Lマウント
- ソニー: α7シリーズ / α6000シリーズ(α6400等)/ ZV-E10 など
- Lマウント: パナソニック(LUMIX Sシリーズ)、ライカ、シグマ
「安くて、軽くて、よく写る」の三拍子が揃った人気レンズ。
キレのある描写に定評があるシグマらしく、お子様の瞳や髪の毛までクッキリ描写します。



背景が綺麗にボケるので、混雑した校庭でもお子様を主役として引き立たせた写真が撮れます。
ニコン NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
マンモス校の強い味方!600mmの圧倒的リーチで我が子を主役のように撮影できます。
校庭が広いマンモス校にお通いの方、お子様の表情を画面いっぱいに撮りたい本気派におすすめです。
対応カメラ:ニコン Zマウント専用
- フルサイズ: Z9 / Z8 / Z7 / Z6 / Z5 など
- APS-C: Z50 / Z fc / Z30
最大600mmという焦点距離は、保護者席から遠く離れたコーナーを曲がるお子様の表情も、まるで目の前にいるかのように大きく切り取れます。
ズームしてもレンズの長さが変わらないため、重心が安定してフレーミングがしやすいのも大きな特徴です。
ソニー FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
最高の瞬間を最高の画質で残したい、ソニー・ミラーレス機をお使いの方におすすめのレンズです。
対応カメラ:ソニー Eマウント専用
- フルサイズ: α7シリーズ / α9 / α1 など
- APS-C: α6000シリーズ(α6400 / α6700等)/ ZV-E10 など
ソニーの「Gレンズ」ブランドを冠した、信頼性抜群の1本。
プロのスポーツ現場でも多用される爆速AFが、激しい競技中の決定的瞬間を逃しません。



防塵・防滴に配慮した設計のため、運動会特有の「砂埃」が舞う過酷な環境でも安心して撮影を続けられます。
運動会では「どこまで寄れるか」と同じくらい、長時間持ち続けられるか(軽さ)が大事です。
とはいえ高額な買い物になるので、お試しで使いたい方はレンタルもおすすめです。
【賢い裏ワザ】年に1度の行事なら「レンタル」が最強な3つの理由


結論から言うと、運動会用の望遠レンズは「買うよりレンタル」が最もコスパの良い選択です。
300mm以上の望遠レンズは購入すると10万〜20万円以上が一般的ですが、運動会で使うのは年に1回、数時間だけというケースがほとんどだからです。
運動会にレンタルが向いている理由
- 必要な日だけプロ級レンズを使える
- 保管の手間がない
- 出費を大きく抑えられる
運動会に限って言えば、レンタルは妥協ではなく、最も合理的な選択です。
\ 運動会で使うのは、年にたった数時間だけ/
※買わずに使えるので、後悔しない!
運動会以外の行事でも使えます(発表会・入学式・卒業式)
今回紹介した望遠レンズは、運動会以外にも発表会・入学式・卒業式で活躍する場面があります。
| 行事 | 撮影シーンの特徴 | おすすめ焦点距離 | 注意点 |
| 発表会(ホール・体育館) | 客席から舞台まで距離がある / 暗い | 150mm〜300mm前後 | ブレ対策が必要、絞りの明るいレンズがおすすめ |
| 入学式・卒業式 | 式典中は距離があり、移動できない | 300mm〜500mm前後 | 式後はズームを短くして対応 |



どちらも座る位置、会場の広さによって必要な焦点距離が前後します。
レンタル予約は「いつまでに?」失敗しないための注意点
運動会用レンズのレンタルは「2〜3週間前」までに予約しておくのが安心です。
多くのカメラレンタルサービスでは、行事の日程に合わせて事前予約ができる一方、
望遠レンズなどの人気機材はシーズンが重なると早めに埋まりがちです。



イベント直前になると希望のレンズが在庫切れになっていることも…
早めに予約しておけば、本番前に一度試し撮りをする時間を確保できるのも大きなメリットです。
特に普段使わない望遠レンズは、操作感や重さに慣れておくだけで当日の失敗がぐっと減ります。
\ 人気の望遠レンズは早めに埋まります/
※空き状況を見るだけでも大丈夫です
レンタル当日の持ち物・設定チェック
レンタルで失敗しないために、最低限ここだけは確認しておきましょう。
持ち物
- □ カメラ本体(満充電)
- □ SDカード(空き容量)
- □ レンズフード
- □ クロス/タオル
設定
- □ AF:動体追従(AF-C)
- □ ドライブ:連写
- □ 露出:シャッタースピード優先 or オート



準備は8割。これだけ整っていれば、当日は撮影に集中できます。
レンタルサービスの選び方
カメラやレンズのレンタルサービスは複数あり、それぞれ「短期向け」「月額制」「店頭受け取り対応」など特徴が異なります。
レンタルサービスを選ぶポイント
- レンズ単体で借りやすい
- 望遠レンズの取り扱いが多い
- 行事前に余裕をもって受け取れる
個人的には、「前日に一度試し撮りできる余裕があるかどうか」を基準にレンタルサービスを選ぶようにしています。
本番当日に初めてレンズを触るのと、前日に少し慣れておくのとでは、安心感がまったく違います。
プロ直伝!運動会で「奇跡の1枚」を撮るための3つのコツ


運動会で写真のクオリティーを分けるのは「待つ」と「狙う」と「確認」の3つです。
追い続けず「来る場所」を決めて待つ
初心者がやりがちなのが、被写体をずっと追い続ける撮り方です。
これはブレやピンボケの原因になりやすく、成功率が下がります。
おすすめは、「ここに来たら撮る」という場所を先に決めて待つこと。
運動会のベスト撮影スポット
- カーブの出口
- ゴール手前
- バトンを受け取る位置
あらかじめ狙いどころを決めておくと、ピントも構図も安定し、決定的瞬間を捉えやすくなります。
表情より「全力の瞬間」を優先
「いい顔を撮ろう」と思いすぎると、シャッターが遅れがちです。
運動会で本当に残したいのは、頑張っている“瞬間”そのもの。
運動会の撮影タイミング
- 腕を大きく振っている
- 足が地面から浮いている
- 体が前に倒れている
こうした動きが写っていれば、多少表情が完璧でなくても、あとから見返したときに心に残ります。
撮れたかどうかは家で確認
撮影中、何度も背面モニターを見たくなりますが、これは次のチャンスを逃す原因になります。
ピントが合っている、明るさが合っていることを確認したらokです。
あとは競技に集中しましょう。本当の出来栄えチェックは、家に帰ってからで十分です。


- シャッタースピードはどれくらいに設定すればいい?
-
お子様の走る姿をピタッと止めるには、「1/1000秒以上」がおすすめです。
曇天などで暗い場合は最低でも1/500秒を死守しましょう。
- 三脚は持っていくべき?
-
最近は「三脚禁止」の学校が増えています。
他の方の迷惑にもなってしまうので、なるべく使うのは避けましょう。
重たい望遠レンズの場合は、一脚がおすすめです。
- SDカードはどれくらいの容量が必要?
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望遠レンズを使うと「連写」が増えるため、「64GB以上」がおすすめです。
また、書き込み速度が遅いカードだと連写が止まってしまうため、V30以上の高速カードを選びましょう。
- 雨が降ってきたらどうすればいい?
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レンズには「レンズフード」を必ず付けてください。少々の雨なら前玉に水滴がつくのを防げます。
また、今回紹介したプロ仕様レンズは防塵・防滴配慮のものが多いですが、念のため大きめのタオルや透明なビニール袋でカメラ全体を覆うのが一番の対策です。
- 前の人の頭が入ってしまう時の対策は?
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ズームレンズの特性を活かし、思い切って「お子様のバストアップ」まで寄ることです。
また最前列にいる際は、しゃがんで撮影すると後ろの人の邪魔になりません。
運動会の撮影でよくある悩み・質問をプロが解決!
まとめ|運動会の写真は「レンズ選び」と「準備」で9割決まる
運動会の写真で後悔しないために大切なポイントをまとめます。
運動会の撮影のポイント
- 300mm以上の望遠レンズを使う
- 自分のカメラに合った選択をする
- 年1回ならレンタルも視野に入れる
少し準備するだけで、運動会の写真は何度でも見返したくなる思い出に変わります。
横浜市にある一の宮写真館では、運動会の撮影も承っていますので、お気軽にご相談ください。
今年の運動会が、ご家族にとって最高の1日になることを願っています。
\ 人気の望遠レンズは早めに埋まります/
※空き状況を見るだけでも大丈夫です











